わくわく俱楽部 祇園祭研究会活動報告(4)(18.6月)
わくわく俱楽部 祇園祭研究会活動報告(4)(18.6.11)
テーマ「山鉾に描かれた動物たちを探そう」の調査報告が、前回(4/11)に続き2名によって行われた。
蟷螂山では、動物についての報告のほかに、蟷螂山と外郎家の関連についても詳しい発表があった。

外郎は仁丹の様なもの

大船鉾の発表も
岩戸山では、この山が「国生み」と「天の岩戸」のふたつの神話をモチーフにしている由来についての報告もあった。
それぞれが、山鉾の動物の調査によって、担当の山鉾についての知識も深めていっているようで、今後の発表が楽しみです。
(報告:植村多賀子会員)
祇園祭お囃子の練習見学 (18. 6. 15)
祇園祭は7月1日から1ケ月間に亘り行われるといわれるが、どうして6月からその準備は始められています。
長刀鉾のお囃子の練習が既に6月から始められていて、今日はその練習風景を見学してきました。
長刀鉾の囃子方は現在は囃子方の子弟と禿経験者から構成されているそうです。
年少者は小学3年生位から参加出来、長刀鉾指定の浴衣を全員着ておられます。浴衣姿は肩上げ、縫い上げがされていて幾分幼い感じがいたしました。
しっかりと楽譜を見て、後ろでは年長者が控え口伝えで指導されています。
年少者も全員扇子を前に置き、神事に対する心構え、上下の規律と そこには緊張した雰囲気と、伝統の継承がしっかりなされていることが感じられました。
11日間の練習に4回は必ず参加しなければならないという決まりがあります。
今年もいよいよ祇園祭の準備が着々と進められていきます。
(報告:藤井久美子会員)
(写真:小松香織・熊谷喜輝)
(広報部:熊谷喜輝)