第48回都草美化活動~壬生寺~(12.4.18)
2012.04.22
★壬生寺
★本堂
第48回都草美化活動~壬生寺~(12.4.18)
◆日 時:4月18日(水)午前10時集合
◆場 所:壬生寺(京都市中京区坊城仏光寺上る)
◆参加人員:29名(女性11名、男性18名)
境内のクスノキの落葉の掃除を行いました。特に東門付近の阿弥陀堂、一夜天神堂を中心に行ないました。ごみは45lのごみ袋10個回収しました。中京エコまちステーションに電話をして回収をお願いしました。
1時間の掃除の後、本堂に上り松浦俊昭副住職(唐招提寺執事、中院住職)のお話を伺いました。
経緯
正暦2年(991)快賢僧都によって創建された。正安2年(1300)円覚上人が悪疫駆除のため仏の教えを表した融通大念仏会を始める。文久3年(1863)壬生寺境内が新選組の兵法調練場に使われ大砲の訓練が行われる。昭和37年7月25日放火により本堂が消失、本尊だった地蔵菩薩半跏像も消失。昭和45年(1970)現在の本堂が再建、現在の本尊の地蔵菩薩立像は唐招提寺から移された。
寺宝
木造 地蔵菩薩立像(重要文化財)右手与願印、左手に宝珠。本堂の障壁画 高さ2.7m、全長30mの手描き友禅染の壁画6面と襖絵4面 絹地に色鮮やかな極楽と地獄が描かれている。マスキングによる白抜きの手描き友禅染めの手法に、貝殻を砕いた胡粉やプラチナ、金泥を塗るなど独自の手法で光沢が出されている。平成19年10月(2007)友禅画家 あだち幸が4年が仮で制作し奉納された。地獄(襖絵4面)黒地に四つ目、四つ腕の生の苦しみ、老、病、死が表現されている。他の障壁画には橙、青を背景に如来、菩薩が描かれている。
もう少し壁画を勉強してもう一度拝見したいと思いました。
ミニツアー
終了後藤野さんの案内で周辺を歩きました。
(記事:鹿田晴彦 美化活動部長)
★千体仏塔
★水掛地蔵
★青空に桜が輝いて
★お疲れ様でした
★ミニツアー
(写真:長田拓志会員)
(事務局 小松香織)