旧議場土曜講座 3月は「府庁が見ていた 明治後期の京都」(2022.3.19)
旧議場土曜講座3月は、府庁が見ていた 明治後期の京都、講師は室千津子会員です。
都草が担当した令和3年度の旧議場土曜講座は今回で終了、冒頭で小松香織理事長がご挨拶申し上げました。
土曜講座を終えて
久しぶりの対面スタイルでの講演で「心臓がバクバク」でした。
西野理事のピンチヒッターということで、急遽、演壇に立つことになりました。テーマはすでに決まっていたため、それに合わせて話さないといけないので、ちょっと不安でした。
京都府庁の歴史や関係者たち(知事や府議会)の話は、たぶん、これまで何度も聞いたはると思いましたので、その辺はサラ~と流して、今回は時代背景の方に力を入れてみました。それが、京都府庁ができた前後の「京都の出来事・日本の出来事・世界の出来事」のお話です。
世界の出来事のスライドを作っていた時、驚いたことがあります。それは多くの出来事で、日本人や日本が関係していたということです。
例えば、ノーベル賞受賞者のベーリングと北里柴三郎、アインシュタイン博士と都ホテル・知恩院との関係などなど…。特に、ライト兄弟の話から八幡市の飛行神社につながるなど、最初は思ってもみませんでした。
「京都の話を聞きに来られた方に、世界史の話をしても面白いのかな?」という不安もありましたが、「1回ぐらいこういう話もいいよね」と思いなおし、本番に臨みました。皆さん、あまり眠らずに聞いてくださっているようで、ホッとしました。
これも「20分遅れてきて10分早く終わり、教科書は10分しか読まず、雑談ばかりだった高校時代の世界史の先生」のおかげ…、かな?
反省点としては、「誤字があった」ことと、講演の中で「先ごろ亡くなられたあおい輝彦さん」と言ってしまったことです。緊張のせいでしょうか、なぜか西郷輝彦さんと勘違いしてしまったのです。
あと、もう少し京都の出来事を話した方がよかったかな、とも思いました。
暖かかった数日前とは違い、今日は冬の気温の中での土曜講座でしたが、最後までお聞きいただき、ありがとうございました。
(会員 室千津子)
4月からは新しいシリーズが始まります。詳しいことをお知りになりたい方は、京都府府有資産活用課TEL075-414-5435までお問い合わせください。
(広報 須田信夫)
(写真 須田信夫)