第179回都草美化活動~本願寺西山別院~(R元.11.6)
第179回都草美化活動~本願寺西山別院~(R元.11.6)

◆日 時:令和元年11月6日(水)午前10時~
◆場 所:本願寺西山別院(西京区川島北裏町29)
◆参加人数:25名
早朝は放射冷却のため冷え込みましたが,清掃時には雲一つない青空の下で実施することができました。

約1時間,同別院の用具等をお借りして2ヶ所の庭及び覚祖廟(覚如上人の御廟所)を3班に別れて落葉の回収と草抜きを行いました。いつもより参加人数が少なかったのですが,雑草が生い茂っていた御廟所内もきれいに掃除することができました。
作業終了後,本堂内で休憩させて頂いてから全員でお経を唱え,静粛な空気の中で焼香をさせて頂きました。

お勤めが終了後,亀井正章様から法話の冒頭で「七五三」の話,つまりお寺で聴くありがたい話は,帰路に就く間に七・五・三の割合で忘れていくので気楽に聴くようにと言われました。

そして,宗祖親鸞聖人の曾孫である覚如上人(本願寺第三代宗主)が同別院の前身である「久遠寺」を復興されたことや遺言で先立たれた妻(善照尼)の眠られる当地に墓を望まれたこと,さらに,本堂が約260年前に本願寺(西本願寺)から移築された際に北陸から大勢移住されて作業に当たられ,現在も子孫がお寺の周辺に居住されていることなど同別院の歴史について詳しくお話し頂きました。

また,この地は旧山陰街道に面しており本能寺の変の際,明智の軍勢が門前を経て京へ向かったとも伝えられているそうです。

最後に,長屋善洋輪番様より清掃活動のお礼のごあいさつのほか,境内には本願寺派の僧侶を育成する研修道場があり,そこでは僧侶の資格を授かるための研修や既に僧侶になられた方々が研鑽を積まれていること,さらに地域の活動にも取り組んでおられ,住民との連携を図っておられること等をお話いただきました。

(次回美化活動のお知らせ)
11月21日(木)午前10時から等持院の真如寺で行いますので,多数ご参加いただきますようよろしくお願いします。なお,雨天の場合は中止です。
報 告 者:美化活動部 奥本徹夫会員・羽田徹夫会員・山口隆弘会員
写真撮影:美化活動部 岡本正二会員
(広報部 松井 浩治)