第80回歴史探会南部会 「御陵から山科へ ちょこっと昔と そこそこ昔」(2018.3.10)
2018.04.05
第80回歴史探会南部会 「御陵から山科へ ちょこっと昔と そこそこ昔」(2018.3.10)
日 時:平成30年3月10日13時~
集合場所:地下鉄御陵駅改札口
参加人員:44名
コース :琵琶湖疏水煉瓦工場跡→旧東海道→山階寺跡→當麻寺→安祥寺→奴茶屋跡
晴天にも恵まれ、目標としていた40名を上回る44名の参加をいただきました。今回は過去あまり実施されていない、山科をテーマとしました。
何コースも候補に挙がった中、今回は「旧東海道と天智天皇陵を含む隠れた史跡を発見」をテーマに探訪を計画しました。
①琵琶湖疏水レンガ工場跡 疏水の難工事の中で外国からの輸入が難しい中、1,370万個のレンガを自前で作ったエピソードを説明。
②旧東海道と鏡山 少ししか残っていない旧東海道の名残をたどり、新しい発見もありました。
また天智天皇陵の説明―中臣の町名が残る藤原鎌足とのつながり、その他山階寺、五条別れ、そして特別に公開していただいた「山科大仏 當麻寺」の見学、東海道の名残を残す「奴茶屋」の説明も興味を引くことができました。
当初予定していた「安祥寺」では、ご当主が高齢のため見せていただく事ができませんでしたが、五智如来、十一面観音など重要文化財のフリップを見せながらの解説に、新しい発見がありました。
下見3回、打ち合わせ2回、各自手分けしてのガイドと資料作りの中で山科の良さを発見できました。
今後も機会ある事に、山科の発見に取り組んでいきたく思います。歴探の他の部会と違って経験の少ない、また知識の浅いメンバーばかりですが、がんばります。
都草の歴史探訪に興味ある方,是非南部会に参画して下さい。
(会員:酒井源弘)
(広報部:須田信夫)
(写真: 奥本徹夫)