第77回歴史探訪会西部会「二条城の7不思議と7門・その謎を解く🍶」(17.9.11)
第77回歴史探訪会西部会「二条城の7不思議と7門・その謎を解く🍶」
日 時 平成29年9月11日(月) 受付8:30 9:00出発 東大手門集合
会 費 500円(資料代、入城料、東大手門・巽櫓見学料含む)
参加者 48名
コース 東大手門―南門―神社跡―西門―本丸―本丸櫓門―番所跡(清流園)―北東隅櫓跡―御金蔵跡―
二の丸御殿(自由参観)

今回、大政奉還の舞台で賑わう二条城を、西部会のコースとして選びました。ただ、二条城は、会員の皆さんの良くご存知の所で、満足頂けるような内容とする事が出来るか大変心配でしたが、少し趣向をかえて、ご案内が出来たのではないかと思っています。それは、会員の予約制で定員40名。しかも、早朝8時30分に集合という、今までに無かった企画でしたが、熱心な会員の方々の参加を頂きました。遠方から間に合う様に、6時台の列車で来られた会員も居られました。また、唐門前で、参加者全員の集合写真を撮りました。
『二条城7不思議』と題し、通常一般のルートではなく、違ったコースを辿り、久世会員による南門が正しく真南に向いて造られたこと。天明の大火を大名火消しの篠山藩や亀山藩がどの様に消火したかなどを熊谷副理事長が詳細に語られ、かつて神社があった事や御金蔵破りがあった事など皆さんも興味津々でした。
最後に、二の丸御殿は自由参観という事で、吉村会員によるメインテーマ「大政奉還の経緯」を拝聴し11時30分散会しました。
二条城には、まだまだ解らない謎が多くあります。
例えば、西門に放置している四爪碇と角倉船との関連など、また、二卿事件の外山光輔の遠侍芙蓉の間での自刃など会員の皆様と解明できればと思っています。
今回の歴探には、二条城事務所のご厚意で通常公開していない場所を公開頂き、また、東大手門、東南隅櫓等も特別の御配慮を頂いたことを深く感謝いたします。
歴史探訪会西部会部長 俊藤 靖
(写真撮影:小松香織・須田清司・蒲田晧平・熊谷喜輝)
(広報部:熊谷喜輝)