第71回都草美化活動~南禅寺~(13.4.11)
2013.04.13
第71回都草美化活動~南禅寺~(13.4.11)
◆日 時:4月11日(水) 午前10時00分集合
◆場 所:南禅寺(京都市左京区南禅寺福地町)
◆参加人員:45名(女性14名、男性31名)
南禅寺の中央の参道の左右の草取りと落葉の掃除を行い、45lの袋10個分回収しました。ごみはお寺指定の場所に集積しました。回収は左京まち美化センターにお願いいたしました。サクラ吹雪の中での掃除になりました。
約1時間の掃除の終了後、三島総務部長のお話を境内で伺いました。
南禅寺の成り立ち等を聞いたあと、三門に案内していただきました。
三門は五間三戸の二重門で、左右に山廊がある。
宝冠釈迦如来と脇士に月蓋長者、善財童子、左右に十六羅漢、本光国師、徳川家康、寄進者の藤堂家歴代の位牌、大阪の陣の戦死者の位牌が安置されております。天井画の天人と鳳凰の図は狩野探幽の作品。
高さ22mの楼上からは京都市街が一望できます。歌舞伎「楼門五三の桐」で石川五右衛門が「絶景かな絶景かな」のシーンに登場する門。しかし門は石川五右衛門の死後に建立されたものです。三門の門前右方の巨大な石燈籠は佐久間勝之により奉献されたものです。高さ6m。東洋一の大きさです。
次に天授庵のお庭を見せてもらいました。方丈前庭は幾何学模様の石畳がある枯山水。
白砂の庭を、苔に縁取られた菱形の畳石が横切る。切石を組み合わせた直線的な構成は、小堀遠州の発案とされる。書院南庭は池泉回遊式庭園。杉や常緑の松と紅葉の名所。明治時代に改修されておりますが、南北朝時代の面影を残しております。
また、ここは肥後藩ゆかりの寺であの横井小楠の墓があります。新島襄の埋葬地も当初ここでしたが、寺から断られたため、やむなく若王寺山頂になりました。
(記事:美化活動部長 鹿田晴彦)
(長田拓志会員撮影)
(長田拓志会員撮影)
★お疲れさまでした いつになく参加者が多いです! (長田拓志会員撮影)
★三島総務部長より お話をいただきました (長田拓志会員撮影)
★三門前 (長田拓志会員撮影)
★なんという急こう配の階段…
★三島総務部長 大変お世話になりました
★「皆さ~ん」 三門からパチリ
★天授庵 八重桜が可愛らしい
★市村ふみ子美化活動部員よりお話がありました 天授庵さんは市村家の菩提寺というご縁でございます
★紅葉ではつとに有名 素晴らしい枯山水のお庭です
★回遊式庭園へ
★春の陽光がお庭にふりそそいで
★幕末の学者 横井小楠のお墓をお参りさせていただきました
(事務局 小松香織)