第42回都草歴史探訪会~梅薫る、小野と醍醐の花めぐり~(13.3.28)
2013.04.02
★小野駅出発
第42回都草歴史探訪会~梅薫る、小野と醍醐の花めぐり~(13.3.28)
◆日 時:平成25年3月28日 曇り 午後1時スタート
◆集合場所:地下鉄 小野駅改札口
◆参加費:会員700円 非会員900円
◆参加人数:43名
◆コース:隨心院⇒(独鈷水→醍醐天皇後山科陵→朱雀天皇醍醐陵→)一音寺⇒赤間薬師(赤間水)⇒長尾天満
宮⇒頼政道跡⇒醍醐寺(解散)
地下鉄「小野駅」に集合、新しい編成の南部が担当、皆が新体験に緊張気味でした。1班が十数名ずつに分かれ3班で出発しました。
「隨心院」、隨か随で随分ともめました。隨が正しいんですね。でも当用漢字にないので、地名もバス停も全部随の字になっていました。
「小町寺」として有名ですが、世界三大美女も実態はナゾだらけです。
十二単は当時はまだ完成していなかったのですが、顔を隠した姿は一層イメージを膨らませてくれます。深草少将との百夜通いの話もエピソードとして有名です。(百夜の約束をするときは秋にしないようにしましょうね)
醍醐味の語源の醍醐水、物事の最良の味を表します。今回の歴訪会ツアーの醍醐味が味わえたかな!
住宅街のド真ん中に醍醐天皇、朱雀天皇の陵があるとは驚きでした。(以前、蛇塚でも同じように驚きましたが)
赤間薬師堂、近所の方10軒ほどで管理をされているそうです。当番の方の名札に鍵が架けられていました。(今回は特別に拝観させて頂きました)
仏様をお寺でなく民間の方がお守りされるのは、京都では珍しいことではないでしょうか。
一音寺、小さいお寺ですが、とても素晴しいお姿の仏像がたくさん祀られていました。ただ詳細な記録がなく、近所のお寺で廃寺になった時持ち込まれたのではないかと思われます。
長尾天満宮、失礼ながらこんな所に、と思ってしまいました。由来を聞くと大宰府に行く前に衣を納められた由緒ある天神様でした。
醍醐寺、平安時代以来の古刹で最古の五重塔も見事です。この寺を有名にしたのは秀吉の醍醐の花見でした。三宝院の唐門、新装なり輝いていました。それ以上に満開の桜が我々を迎えてくれました。
新体験といいながら工夫をされ熱心に案内されていた南部班の皆さんの熱意が伝わってきました。ご苦労様でした。
(記事:田村光弘 専務理事)
★隨心院・仁海僧正墓
★隨心院・小野梅園
★醍醐天皇陵
★赤間薬師本尊・薬師如来
★長尾天満宮・宮司より案内がございました
★頼政道跡
★桜の醍醐寺参道
★醍醐寺
★醍醐寺仁王門前
(写真:林 寛治 監事)
(事務局 小松香織)