第32回都草歴史探訪会~大山崎に秋を訪ねて~(11.11.16)
2011.11.21
★アサヒビール大山崎山荘美術館
★男山がくっきり見えます
第32回都草歴史探訪会~大山崎に秋を訪ねて~(11.11.16)
◆日 時:平成23年11月16日(水) 12:45~
◆集合場所:阪急 大山崎駅
◆参加費:1500円
◆参加人数:30名
◆コース:阪急大山崎駅⇒アサヒビール大山崎山荘美術館⇒宝積寺⇒離宮八幡宮⇒大山崎町歴史資料館
大山崎の秋はまだ少し早く、暖かい日差しが心地よい一日でした。
あと半月もすれば素晴しい紅葉だろうと予感させられるロケーションでした。アサヒビール大山崎山荘美術館の送迎バスで出発し、元気な若者(?)は徒歩でバスを追いかけました。
公営の美術館にないこじんまりとした温かみのある素敵な美術館でした。
美しい垂木の梁が天井を飾り、河合寛次郎などの作品もさることながら、部屋のしつらえが色々と工夫され、船室模様の部屋つくりやサンルームなども素敵でした。テラスからの眺望は評判通り、眼下の三川や男山の遠景がとてもよく、ビールやコーヒーが格別においしかったです。
宝積寺は地元では宝寺と呼ばれ、打出と小槌が夢を育んでくれます。ご本尊の十一面観音菩薩は金箔の保存状況よく、内陣の中まで入り、まじかに拝んだ方もおられたようでした。(これだけで今日の元は取れたようなものです)ここの三重塔は重文です。(そうなんだ、ここにもあったのだ。府下では浄瑠璃寺の三重塔を含めて5つです)秀吉が一夜で造ったとも言われています。
離宮八幡宮は石清水八幡宮の元社といわれています。元祖争いの時この八幡は石清水に負けたという話が残っています。昔から本家争いがこんな八幡さんでもあったのだと変な所で感心しました。
大山崎歴史資料館では特別展をされており、秀吉の資料や待庵の模型などいくら時間があっても足りないほどでした。
美術館も宝積寺も十分に時間をとり、じっくりと楽しんでいただけたと思います。
(記事:田村光弘 専務理事)
★美術館の送迎バスに乗り込む
★もう少しで大山崎山荘美術館
★田村光弘専務理事のご案内 美術館での時間はたっぷりあります~♪
★大山崎ふるさとガイドの会の方のご説明
★眺めのよいベランダでティーブレイク♪
★宝積寺仁王門
★大山崎ふるさとガイドの皆さんの興味深いお話に耳を傾ける会員
★秀吉の出世石
★なんと、宝船の蟇股! さすが宝寺です。
★重要文化財 三重塔
★離宮八幡宮
★油脂販売業者の店頭標識
★大山崎町歴史資料館
★「天王山のカエル」 京都から大阪見物に来たカエルと大阪から京都見物に来たカエルが天王山で出会い云々と面白いお話…。
(写真:都草会員 Onur Alparslan )
(事務局 小松香織)