第97回都草美化活動~勧修寺(かじゅうじ)~(14.10.8)
2014.10.13
石崎部長から事前説明
第97回都草美化活動~勧修寺(かじゅうじ)~(14.10.8)
◆日 時:平成26年10月8日(水)午前10時集合
◆場 所:勧修寺(京都市山科区勧修寺仁王堂町27-6)
◆参加人数:33名(女性10名,男性23名)
この度は,市街から遠く離れているにもかかわらず多数の方々にご参加いただきありがとうございました。
当日は,台風一過の晴天の下で少し暑かったですが,見所が多い境内一帯及び格調高い築地塀の周囲での落葉収集や草取りなど,楽しく清掃させていただきました。

書院前

玄関前築地塀

観音堂前庭
約1時間の作業終了後,後西院御所の旧殿を下賜されたといわれる「書院」(重文)の内部において,筑波(ちくば)門跡様から同寺院の由緒(真言宗山階派の大本山,醍醐天皇の勅願寺など)をはじめ,書院内の土佐光起筆の「近江八景図」(重文)や土佐光成筆の「竜田川紅葉図」(重文)の豪華な障壁画,上段の間の「勧修寺棚」,さらに書院前庭のハイビャクシン(這い柏槇)の老木,水戸光圀公寄進の「勧修寺型灯篭」などについて,ユーモアをまじえてお話していただきました。
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筑波門跡のお話(書院内部)

勧修寺型灯篭

勧修寺棚
最後に,同寺院境内の「可笑庵」(身障者いこいの家)において,日本画家,歌人であった大石よね(法名:順教)の孫娘である大石晶教(しょうきょう)代表から順教尼の生涯について熱く語っていただきました。

大石晶教代表のお話
報告者 石崎部長
奥本副部長(写真撮影も)
(事務局 熊谷喜輝)