第101回 研究発表会
第101回 研究発表会
日 時 4月22日(月) 13:10~16:00
場 所 ひとまち交流館 京都 3階第4会議室
発 表 1.13:10~14:30 蔦谷 美砂子会員
幕末秘話「京都 本圀寺事件」-鳥取池田藩主側近暗殺事件とその顛末ー
時は幕末、天誅の嵐が吹き荒れていた文久3年[1863年]の京都。8月17日深夜
(八月十八日の政変の前夜)、京都本圀寺で、鳥取藩主池田慶徳(大政奉還を
した徳川慶喜の兄)の側近であった重臣4人が、鳥取藩尊王攘夷派の藩士22人
によって斬殺されました(本圀寺事件、因幡二十二士事件)。その重臣4人の
ひとり早川卓之丞は、私の父方高祖父の兄にあたります。
本圀寺事件から3年後、早川卓之丞の実父二宮一草や、卓之丞の弟二宮午之助
(私の高祖父)を含む重臣4遺族による仇討手結浦[タイノウラ]事件がおこり
ます。この事件の経緯とその?末についてお話しします。
2.14:40~16:00 吉岡 央会員
「四条通の市電と鉄道」
四条通は昔も今も京都市内を東西に貫く繁華街の目抜き通である。ここに鉄道
が初めて出現したのは四条通の南北横断ではあるが明治30年4月の京都鉄道
(現JR山陰線)である。又東西方向は明治35年10月の京都電気鉄道(旧京都市
電堀川線)である。その他同通に関係する鉄道路線を見ると変遷が大変興味深
く話題が尽きません。当日はその辺をたっぷりと解説します。
参加費 無料(非会員 500円)