活動内容

第20回都草歴史探訪会~深草の里を歩く~(10.5.22)

 

第20回都草歴史探訪会~深草の里を歩く~(10.5.22)

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旧陸軍第16師団司令部庁舎(現聖母女学院本館)前にて  (写真:池田 能久会員)

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                 沓塚での案内風景

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 真宗院にて

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                伏見稲荷大社で説明を聞く参加者  

◆日   時:5月22日(土)12時30分~

◆集合場所:京阪藤森駅

◆参加者 :47名

◆コース  :旧陸軍第16師団司令部庁舎(現聖母女学院本館)~深草北陵~真宗院

         ~宝塔寺~石峰寺~ぬりこべ地蔵~伏見稲荷大社

◆案   内:南部地区担当 

京都の第16師団がここ深草に置かれ、師団街道や橋脚の星マーク、司令部跡の建物など、往時を偲ばせるものがありました。レンガ造りの司令部跡はペジメント(三角表示)を中心に左右均等に造られ、京都府庁と同様に当時の流行を感じました。聖母女学院本館として使われ、京都検定でこれを答えさせる問題があったことを思い出させるのは、都草の悲しい性でしょうか。
深草北陵、十二帝陵、何度聞いても頭が混乱するのは、私の頭が悪いせいでしょうね。
宝塔寺、重文の本堂と多宝塔の前で説明を聞き、本堂の屋根が葺き替えられて間もないせいか、とても美しかったのが印象的でした。行基葺きの多宝塔、大変珍しかったです。東本願寺の大谷祖廟にあった「虎石」が一時期ここにあったのをフッと思い出しました。
石峰寺では、昔、子供たちにより五百羅漢が壊される事件がありました。
都草でも募金を集め、修復に協力させていただいたこともあり、このようなご縁がこのお寺とはあります。でもいつ見ても羅漢様のあどけないお顔は、見るものを癒して下さいます。
和銅4年(711年)から数えて来年が1300年になる、と、伏見稲荷大社の岸禰宜さまよりの説明もヴォルテージが上がりました。東寺とは今でも深いつながりがあり、祭礼ではお神輿がお旅所から東寺の東門に出向き、読経を受けるなど興味深くお話を頂きました。
天気もよく、とても楽しい歴史探訪会でした。                                        
 
(寄稿、写真:田村 光弘専務理事)

(事務局 小松)

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