活動内容

第29回文化交流部会 新選定 京(みやこ)の歴史『百人一首』(2019.12.8)

第29回文化交流部会 新選定 京(みやこ)の歴史『百人一首』(2019.12.8)

日  時  令和元年12月8日(日)  13時30分    

場  所  ひと・まち交流館 京都  第3会議室

参加人数  20人

「京・百人一首」に参加して

12月8日、13時30分から16時過ぎまで、木村哲夫会員による京(みやこ)・百人一首の発表が、詳細な映像・資料・参考文献とともになされた。このテーマは、京(みやこ)の歴史と人々が紡いだ文化、それらが展開された場に光を当てながら選ばれた百人一首であるという特徴をもつ。
20名余りの参加者を包んで、濃密な午後の時間が静かに流れた。その百人とは平安時代からおよそ千年の間に生きた人々であって、一つ一つの和歌は木村氏の選定への思いがあふれたものであった。時間がもう少しあれば、木村氏の縦横無尽の知の宝庫と味わいをもっと聞かせていただくことができたのに、残念・・・そんな名残惜しさも感じていた。

 

京(みやこ)・百人一首を熱っぽく発表する木村哲夫会員
会場風景

 

京(みやこ)・百人一首は、都草にぴったりと思われるような試みであって、これを広く発信していくことで色々な交流が展開するだろうと感じられただけでなく、さらに、京都に生き、この地の空気を吸う一人ひとりが、自分の京・百人一首を選んでみてはどうか?と問いかけられている・・・身近な世界とつながっているのだということに気づかされる時間となった。
むろん、和歌の世界からあまりにも遠いところで日常を生きている私には、かなりハードルの高い問いかけであり、夢のような世界ではあるものの、そういう人間にも木村会員はその世界の魅力をとても自然に語ってくださったように思えた。また、交流会のアットホームな雰囲気が、実に軽やかに時空を行き来する自由さと味わい深さを増幅してくれていたと思う。(会員 池本美和子)
 

源氏物語かるたを紹介する西田民子会員
西田民子会員が通っている「お絵かき先生」が書かれたかるた

 

(写真:熊谷喜輝)

(広報部:須田信夫)

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