活動内容

第182回都草美化活動~善法律寺~(R01.12.19)

第182回都草美化活動~善法律寺~(R01.12.19)

寺紋の入った釣燈籠

◆日  時:令和元年12月19日(木)午前10時~

◆場  所:善法律寺(八幡市八幡馬場88-1)

◆参加人数:29名(都草会員23名,やわた観光ガイド協会々員6名)

事前説明

放射冷却のため少し冷え込みましたが天気に恵まれ,やわた観光ガイド協会の方々と実施することができました。

今回からブロアーのほか掃除用具をお寺でご用意していただきました。

 

お寺から借用した清掃用具(室戸台風の悲劇を伝える慰霊塔前)
清掃風景①
清掃風景②
清掃風景③
清掃風景④
清掃風景⑤
清掃風景⑥

 

そして,本堂周辺及び庭園を埋め尽くした落葉を一旦ブルーシートに集めて次々と本堂の裏山に運びました。

当日の成果

 

 約1時間の作業の後,本堂において内陣中央の高御座に安置されたご本尊(八幡大菩薩像)をお参りさせていただき,松浦康昭住職さまから当寺の由来や文化財について詳しくお話していただきました。

・当寺は石清水八幡宮の検校であった善法寺宮清が建立された律宗の寺院で,宮清の曾孫である良子が足利義満の母であったことから足利氏と大変ゆかりのある寺院である。

善法寺家遺跡「御庭ノ水」

 

・八幡大菩薩像(本尊)は大安寺の僧・行教が宇佐八幡から八幡神を勧請され石清水八幡宮で祀られていたものであり,左手で宝珠をささげ右手で錫杖を持たれており地蔵菩薩であったとみられる。

・本堂(京都府指定文化財)は石清水八幡宮の旧社殿の材料を使用したと伝わっている。

本堂(京都府指定文化財)

 

・堂内には八幡大菩薩像(本尊)のほか愛染明王像,不動明王像,宝冠阿弥陀如来像など8つの八幡市指定文化財が所蔵されている。

・境内の本堂前には男山にあった四十八の坊舎の一つである「大西坊」の中興の祖で,大石内蔵助の養子になった覺運(かくうん)住職の墓塔がある。

大西坊墓塔(大石内蔵助の養子「覚運」らが祀られている)

 

最後に,本年最後の清掃活動になりましたが,ご参加いただきました皆様には御協力いただきありがとうございました。来年も多数のご参加いただきますようよろしくお願いいたします。

綺麗になった境内

 

(次回美化活動のお知らせ)

新年1月21日(火)午前10時から子年に因んでネズミの社である鹿ケ谷の大豊神社で行います。なお,雨天の場合(降水確率70%以上)中止させていただきます。

                                            報 告 者 :美化活動部 奥本 徹夫会員
                                            写真撮影:  同   岡本 正二会員
                                                         (広報部 松井 浩治)

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