活動内容

第98回都草歴史探訪会(担当 南部会) 粟田口界隈の歴史を辿る ~ああ思い出の京津線~(2022.6.11)

第98回都草歴史探訪会(担当 南部会) 粟田口界隈の歴史を辿る ~ああ思い出の京津線~(2022.6.11)

日 時  令和4年6月11日(土) 12時30分受付 13時出発  13:00~15:00 

集合場所 地下鉄「東山駅」改札口

コース  旧京津線「古川町駅」跡⇒「神宮道駅」跡⇒「岡崎道駅」跡⇒「蹴上駅」跡⇒
     琵琶湖疏水記念館⇒合槌稲荷神社⇒鍛治神社⇒粟田神社

参加者  44名(本部3名、伏見深草部会6名、会員35名)
 
小雨にもかかわらず44名の参加を得て無事に終了できました。
参加者の分類で会員番号が500番台9名、600番台以降の方が16名とここ数年に加入者された会員が過半数を占めました。
専門的な歴史より基本的な話、かくれ話、トピックス的な話に関心を示されたように思います。都草の歴探は難しすぎる、話が長いとの声もあり、その点に注意しました。
 
出発前、コースの説明をする伊藤義男専務理事

最初に昭和8年まで走っていたといわれる、今は無き「旧京津線」の跡を、その駅名をたどりながら駅の場所も確認しました。さすがに駅名等も知っておられる方はいらっしゃいませんでした。「古川町駅」、「神宮道駅(応天門駅)」、「岡崎道駅(広道駅)」等を辿りました。
 

古川町駅跡 ここから北へ迂回していた
白河に掛かっていた京津線鉄橋跡で
神宮道駅(応天門駅)跡
岡崎道駅(広道駅)跡

琵琶湖疏水の水を利用し、当時の水車動力を利用した会社跡、プール跡等を確認しました。また水車動力が水力発電に変わり、跡地を利用して展開された「京都アリーナ」「京都パラダイス」「白川児童プール」のあった場所も確認しました。知っておられる参加者もおられよかったです。

 

白河沿いに北へ、右の橋はもっこ橋
京都パラダイス跡

7代目小川治兵衛宅、隣り合わせの並河靖之七宝記念館で疏水の水を利用した「名庭園」の数々を資料を配布して説明できました。
 

並河靖之七宝記念館前
蹴上の説明

 

その後、「琵琶湖疏水記念館」に入館して、説明の後自由見学で明治の大事業琵琶湖疏水の理解をしてもらいました。
 

疏水記念館でジオラマ見学

 
周辺の歴史ある「合槌稲荷」『鍛冶神社』そして有名な「粟田神社」では宮司さんのお話を伺いました。都草は清掃活動でお世話になっているとのことで、丁寧にお話してくださいました。雨の中無事時間内に終了できて、参加者された皆様に感謝しています。
 

合槌稲荷明神前
鍛冶神社
粟田神社では佐々木宮司様の説明を伺いました
屋根が繋がった三間社流れ造りの粟田神社本殿(左)と入母屋造りの正殿
最後に周辺の紹介をして閉会しました

 

南部会はメンバーが不足気味で是非とも会員の皆様にスタッフへの参画を呼び掛けて閉会とさせていただきました。            (歴史探訪会  南部会部長 酒井源弘)
 
(広報 須田信夫)
(写真 松若忠雄 須田信夫)
 
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