活動内容

わくわく俱楽部 祇園祭研究会活動報告(15)(20.2.7)

わくわく俱楽部 祇園祭研究会活動報告(15)

日 時:令和2年2月7日(金)15:00~16:30
場 所:ひと・まち交流館 3階 第5会議室
参加者:30名(祇園祭研究会会員以外9名)

宮本組組頭 原 悟様

この度は、宮本組 組頭 原 悟様をお招きして講演をしていただきました。
宮本組という名は、八坂神社のお膝元、つまり、「宮のもと」を表しており、古くから祇園社(八坂神社)に奉仕されておられます。そして祇園祭でも神輿洗いや神輿渡御など神事に関わる全てを担われます。
神輿の前を先導する神宝捧持列も宮本組だけに許される大事な奉仕なのです。
神宝を触れるのも運ぶのも宮本組だけが許されていることです。
今回の講演では原様にお尋ねしたいことを前もって募って、それをお渡しておりました。

質問内容は以下の通りでした。
・宮本組の歴史について
・宮本組の現状と今後の課題について
・神輿洗いなど、行事の由来について
・神輿洗いを三若神輿会ではなく、宮本組がなぜ奉仕されるのですか
・神輿洗いで中御座をなぜ四若神輿会が担ぐのでしょうか
・祇園祭期間中のスケジュールについて
・祇園祭期間以外では、なにか活動されるのでしょうか
・祇園祭において宮本組の方々が「祇園守」を付けておられますが、この「祇園守」について教えていただきたい
・久世駒形稚児との関係について
・原 悟様のご先祖に、赤穂浪士 原 惣右衛門さんがおられたとお聞きしております。
  この事についてお話をお伺いしたく、また、ご先祖はなぜ京都にお店を開かれたのでしょうか。

これらの質問に対して、とても丁寧にわかりやすく説明していただきました。

講演風景

原様のお話をお聞きして、祇園祭研究会では山鉾関連に目が向けられがちでしたが、神輿神事についても勉強をしていきたいと思いました。

ますます今年も祇園祭が楽しみになりました。

(報告:植村多賀子会員)
(写真:熊谷喜輝)
(広報部:熊谷喜輝)

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