活動内容

第161回都草美化活動 ~興聖寺~(H30.11.2)

第161回都草美化活動 ~興聖寺~(H30.11.2)

総門
総門

◆日  時:平成30年11月2日(金)午前10時~

◆場  所:興聖寺(宇治市宇治山田27-1)

◆参加人数:25名

 

法堂(本堂)四条天皇勅額「興聖寶林禅寺」
法堂(本堂)四条天皇勅額「興聖寶林禅寺」

 

 

事前説明
事前説明

                   
 朝方は曇って肌寒かったのですが,集合の時にはようやく陽が差し始めました。

もう暫くすると総門から山門までの琴坂の紅葉が色づいて青空に映えると思います。

庭園から法堂を望む
        庭園から法堂を望む

まず,掃除の前に伏見桃山城の遺構(血天井,鴬張りの廊下など)である法堂(本堂)や開山堂(老梅庵)などを丁寧に案内していただきました。

境内の説明(久保さま)
境内の説明(久保さま)

嶽盛(たけもり)鑑寺さまから拭き掃除の要領等を説明していただいた後,3班に分かれて堂内の廊下や障子の桟などの拭き掃除(乾拭き)を開始しました。あらかじめた用意していただいた沢山の絞った雑巾と障子の桟を掃除する竹の棒を使って隅々まで行いました。

あいさつ及び掃除の要領等の説明(嶽盛鑑寺さま)
あいさつ及び掃除の要領等の説明(嶽盛鑑寺さま)
清掃風景①
清掃風景①
清掃風景②
清掃風景②
清掃風景③
清掃風景③

 

清掃風景④
清掃風景④

 

清掃風景⑤                          清掃風景⑤

清掃風景⑥
清掃風景⑥
清掃風景⑦
清掃風景⑦

作業終了後,次書院において奈良県の瀧川寺住職大谷良心さまからご法話をいただきました。

伏見桃山城の遺構である法堂内での説明
伏見桃山城の遺構である法堂内での説明

 

道元禅師の教えの中で「仏道をならふといふは,自己をならふなり。自己をならふといふは,自己を忘るるなり。自己を忘るるといふは,万法に証せらるるなり。」というお言葉は哲学的で分かり辛かったのですが,お掃除に例えると,只管(ひたすら)坐禅されるように掃除も「自己を忘れて」集中して行うことが大切であると私なりに理解しました。

瀧川寺住職大谷良心さま                        瀧川寺住職大谷良心さま

最後に,必ずやって来る「死」について,残された者(子孫)に対して,「いつも見守っている」と声をかけることによって,残された者がひとりではないことを自覚し,他人に対して「やさしさ」「感謝」「親切」「謙虚さ」が生まれるとご教示いただきました。

「久我竜胆」紋(薬医門の軒瓦)
「久我竜胆」紋(薬医門の軒瓦)

 

山門
山門

(次回美化活動のお知らせ)

11月12日(月)午前10時から北区等持院の真如寺で行いますので,多数ご参加いただきま

すようよろしくお願いします。なお,雨天の場合(降水確率70%以上)中止いたします。

 

                   報告者 :美化活動部 奥本 徹夫
                   写真撮影:岡本正二会員・奥本徹夫会員
                     (広報部 松井浩治)

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