活動内容

第25回文化交流部会 重陽の節句と烏相撲について(2018.9.7)

第25回文化交流部会 重陽の節句と烏相撲について(2018.9.7)

 

日時:平成30年9月7日(金) 午前10時15分

場所:上賀茂神社社務所

講演:「重陽の節句と烏相撲について」

講師:上賀茂神社 権禰宜 藤木保誠様

食事:正午 京野菜料理 萬川(北区上賀茂菖蒲園町)

 

今回の文化交流部会は、9月9日の重陽の節句を前に、上賀茂神社の「重陽の節句と烏相撲について」のお話を伺う機会に恵まれ、36名の参加を得て9月7日に開催いたしました。

上賀茂神社2の鳥居
上賀茂神社二の鳥居
受付の左から西野喜一理事、須山ひろみ文化研究部会長、藤井事務局長
左から西野嘉一理事と受付の須山里巳文化交流部長、藤井久美子事務局長

 

会場風景
講演開始を待つ会員の皆さん
開始の挨拶をする藤井事務局長
開始の挨拶をする藤井久美子事務局長

ご講演くださったのは上賀茂神社の権禰宜藤木保誠様。

 

講演する
講演する藤木保誠権禰宜
講演する
講演する藤木保誠権禰宜

 

神武天皇が九州から東進される時、上賀茂神社の御祭神の祖父、賀茂建角身命が八咫烏と化って先導をつとめお助けをしました。この八咫烏伝説にちなむ行事として行われるようになったのが烏相撲で、独特の烏鳴きをして相撲を奉納いたします。

 

上賀茂神社では重陽の節句の神事として菊酒(菊は不老長寿の霊薬)をお供えし、延命長寿、災厄除けの神事と、若々しい魂がぶつかり合う相撲によって穢れを祓い、五穀豊穣を祈願する烏相撲が継承されています。

以前は上賀茂の農家の子供達によって相撲が奉納されてきたようです。

 

他にも上賀茂神社で江戸時代から継承されている独特なお供え物をする神事があることなど、興味深いお話を拝聴いたしました。

公演後に質問する左から岸本幸子理事、酒井源弘会員、亀田会員
公演後に質問する左から岸本幸子理事、酒井源弘会員、亀田正昭会員

講演の後は全員で本殿に参拝し、台風21号によって京都にも大きな被害をもたらした災厄をお祓いして頂きました。

 

参拝の為立て砂の前を通って本殿へ向かいます
参拝のため立砂の前を通って本殿へ向かいます
手水舎で手と口を浄めます
手水舎で手と口を浄めます
全員でお祓いを受けました
全員でお祓いを受けました

 

本殿手前の片岡舎の説明を伺いました
本殿手前の片岡社の説明を伺いました

 

いよいよ本殿参拝です 本殿内は撮影不可の為写真はここまで
いよいよ本殿参拝です 本殿内は撮影不可のため写真はここまで

この後は菖蒲園町にある「萬川」で京の伝統野菜を使ったお料理を頂きました。

上賀茂地域の特産賀茂ナスの田楽や山科茄子の焼きナスびたし、万願寺とうがらしの焼き物、水菜のサラダ、白味噌仕立ての和風スープ、京野菜3種の煮物等、野菜づくしのヘルシーなおばんざいをたのしみました。

ご参加の皆様有難うございました。

                               (事務局長 藤井久美子)

 

第25回文化交流部会に参加して

[重陽の節句と烏相撲について]が開催され、久し振りに上賀茂神社へ伺いました。

社家が代々神職につかれるとの事で、社家のご出身で権禰宜の藤木保誠様より講演してきました。

上賀茂神社の年中行事の話から、陽数字が重なる9月9日はめでたい日(重陽)とされ、古来寿命長久の行事が行われ、神前に菊花と供物をして延命長寿を祈願し重陽神事が行われます。次に、立砂の前に造られた土俵では、童子による相撲が神覧に供されるお話を伺いました。

その後お清めをして頂き本殿に参拝、お神酒を頂き、仕上げに萬川さんで京野菜のフルコースと充実した一日を過ごすことが出来ました。

役員の方々には色々とお世話を頂き有難うございました。

                                  (会員 山本 朱美)

正昭
京野菜料理  萬川

 

食事をしながら談笑する会員の皆さん
食事をしながら談笑する会員の皆さん
食事をしながら談笑する会員の皆さん
食事をしながら談笑する会員の皆さん 左端が山本朱美会員
食事をしながら談笑する会員の皆さん
食事をしながら談笑する会員の皆さん
賀茂ナスの田楽
賀茂ナスの田楽

 

締めはゆばあんかけご飯
締めはゆばあんかけご飯

 

 

(広報部:須田信夫)
(写真:小松香織、須田信夫)

 

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