活動内容

第75回都草美化活動~毘沙門堂(出雲寺)~(13.6.7)

 

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★毘沙門堂 仁王門

 

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75回都草美化活動~毘沙門堂(出雲寺)~(13.6.7)
 
◆日  時:6月7日(金) 午前10時00分集合
◆場  所:毘沙門堂(京都市山科区安朱稲荷山町)
◆参加人員:28名(女性11名、男性17名)
 
勅使門に通ずる石段の石積みのシダの除去、馬場と呼ばれる広場の草取り、毘沙門堂に上る車道周りの落葉の撤去を行いました。ごみはお寺のごみ収集袋に集めました。約1時間の清掃の後、上にあがらせて貰いお茶とお菓子(カステラ、饅頭)の接待を受けました。そこで小林執事長による毘沙門堂の沿革と植物についてのお話をお聞きしました。終了後、堀執事により堂内を案内してもらいました。終了は13時過ぎになりました。大変中身の充実した案内で感激しました。
案内の概略を記述します。
 
経緯
703年文武天皇の勅願で、行基によって出雲路のあたり(上御霊神社付近)に出雲寺が創建。795年桓武天皇出雲寺に行幸、最澄自刻の毘沙門天が奉献。1159年平治の乱で焼失。1165年来迎院(大原)の境内に仮建築。1195年平家ゆかりの3つの寺院を合併して再興。応仁の乱で焼失。再建、焼失を繰り返し、織田信長の兵火で全焼。1611年後陽成天皇の勅命によって、天海大僧正によって復興、幕府は山科の安祥寺の寺領の一部を出雲寺に与える。天海大僧正の死後弟子の公海が出雲寺から伝えられていた毘沙門天像を本尊とし復興、毘沙門堂と称せられるようになった。第三世一品公辧法親王が入寺して以来門跡寺院となる。
 
伽藍
本堂、唐門 仁王門:1666年の創建 日光東照宮の手法と同様
宸殿、勅使門:1686年御所にあったものを後西天皇より拝領。宸殿には狩野益信の障壁画(だまし絵)があった。
霊殿:御所より拝領。阿弥陀如来を中心に歴代の影像や位牌が安置。天井には狩野永叔主信の作の雲龍図が描かれている。見る角度によって、目の動きや顔が変化し、四隅の雲の色彩が違えられている。
晩翠縁:心字の裏文字をかたどった庭。池泉回遊式庭園。稲荷山を借景。
その他文化財としての篆隷文体、円山応挙の板戸の衝立の鯉。
             
                       (記事:鹿田晴彦 理事)
 

 

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       ★小林執事長

 

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 ★小林執事長のお話を拝聴   お茶とお菓子を頂戴いたしました

 

 

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  ★手水鉢 映りこむ青空…新緑…

 

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        ★石斛(せっこく)…ラン科の常緑多年草 岩または古木に着生 芳香ある美花を開く

 

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         ★眼に眩しい新緑!

 

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 ★もみじかげ

 

 

(写真:奥本徹夫会員)

(事務局 小松香織)

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