活動内容

第3回都草文化交流会~聞香体験~(12.9.14)

 

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     ★山田松香木店さま  清気満ちる聞香体験会場

 

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 ★山田松香木店 山田洋平専務取締役のお話

 

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 ★その素材を収穫できない日本で洗練された教養文化として開花した‘香り’   皆様真剣に耳を傾けております

 

第3回都草文化交流会~聞香体験~(12.9.14)

◆日 時:9月14日(金)10時半~

◆集合場所:山田松香木店(室町通出水下ル)

◆参加費:2500円

◆その他:体験終了後、都草事務所で茶話会

第3回の都草文化交流会では、都草事務所のあります京都府庁にほど近い山田松香木店さまにて、聞香体験をさせていただきました。室町時代後半に成立した香道。今回の交流会が初めての香道体験という会員さんも多くいらっしゃいました。山田洋平専務取締役からは、普段なかなか聞くことができないお話をしていただきましたが、皆様それは熱心に聴いておられました。順番に高価な香木を手に取りました時などは、興味津々、質問もあちらこちらからございました。常に好奇心と情熱に満ち溢れる(!?)都草会員らしさが感じられました印象的なシーンでした。体験後は都草事務所にてお抹茶とお菓子をいただきながら、会員の皆様方が和気藹々と歓談されてました。

 

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               ★奥深い香木の話が展開します

 

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                  ★香木そのものから芳香は?

 

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         ★高価な香木の扱いには細心の注意を払って…

 

 【聞香体験の感想をお寄せいただきました!】

ー山田松香木店で香りを『聞く』ー 

  都草交流会の企画による聞香体験に参加しました。香木の種類や採取できる地域、香りの歴史や文化としての香道の成り立ち、などの説明を受けた後、実際に香道に倣って聞香をさせていただきました。その一連のなかで特に興味をそそられたのは、木がその樹液を内部にたっぷり沁み込ませ、蓄積して香木というものになっていくのは、気候や土壌や育成過程によるものであること、そしてそれは科学的に分析も解明もできないため人工的に香木を作ることは不可能であるということです。人智の及ばない、自然の仕組みといとなみによってできる『香木』、そして人の雅な文化への志向とそのための智と創意による『香道』は、まさに自然と人とのコラボレーション!日頃、風雅とはかけ離れた暮らしをしている私ですが、この企画により豊潤なひとときを味わうことができました。

                                                                             (八並都子会員)                 

 

ー雅な香りに魅せられてー

 
香堂へ一歩足を踏み入れると、そこはもう非日常的な異空間が広がっていた。
目にするものは、多くの商業施設で目にするものではあるのだが、お商売とは言え、何とも言えない心落ち着く香りが店内に品良くほのかに漂っていた。
お店の方に二階へ案内していただく。
最初に、今回お世話になった「山田松香木店」の山田様から香木についてのお話をお伺いする。
白檀、沈香、伽羅のご説明を頂き、又、実際に香木を参加者全員に回していただき、手にとってその香り、質感、色など嗅覚、触覚、視覚を通して体感させてもらう。特に伽羅は古来、その価値は金に匹敵すると聞き、持つ手にも力が入る一方、{これだけで一体いくらするのかな?グラム3万円として・・・}と現実的な思いが巡り、「平安貴族失格やな~あ」とイイ気分に浸っているもう一人の自分の声がする。
 
さて次は、香道の聞香様式の一つ組香「三種香」で、三種のお香の香りを当てる一種のゲームを楽しませていただく。香道の全く知識のない私には、ハードルの高いゲームではありましたが、何事も経験とチャレンジ。
女性お二人に依る、お手前(香道ではこう書くらしい)の後、それぞれ一人ずつに香炉が三回回され、その香りの組み合わせを五種類の中から当てるというゲーム。記紙にその組み合わせを書くも見事にハズレ。
そこでまたもう一人のイイ気分の御人の声がする「やはり殿上人にはなれんな~あ」
 
お手前頂いた女性の優雅な振る舞いも去ることながら、頂いたレジュメにあった香包(小片にした香木を包む巾着状のもの)の結びに、改めて古人の感性の素晴らしさに感心しました。
緒の色合いが、一年十二ケ月の前半は朱、後半は紫になり結び目も一月は梅、二月は桜、三月は藤・・・十二月は雪持笹を形にした結びになっていると聞き
「へえ~すごいなあ~」と感嘆。
そうこうしているうちに、雅な香りの世界で遊んだ時間も過ぎお礼を言って香堂を出るときにはもうすっかり、殿上人になりきっていました。「単純やな~あ」
そんな声がまたどこからか聞こえてきたような昼下がりでした。
  
                                                                         (須田清司会員)
 
 
 
 ー第3回都草文化交流会に参加してー
 

  常々、興味のあった聞香体験!山田松香木店で、初挑戦してきました。今回は、三つの香を聞きわける「三種香」と呼ばれる組香でした。作法にのっとり、香を聞く。その雅な一連の流れに身をゆだね、心が休まる貴重な体験をさせて頂きました。その後、都草事務所にて、お抹茶とお菓子を頂きながらの会員の皆様との交流会です。入会一か月で、少し緊張気味の私でしたが、とても楽しい時間を過ごせました。

                                                                              (碓井啓子会員)

 

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                       ★いよいよ聞香体験  男の方も多数参加くださいました♪

 

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             ★時計の針と反対まわりに回します

 

 

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          ★2番目の香と3番目の香が同じだったと感じられた場合

 

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                  ★9月は菊の花!月毎に変わるそうです♪  

 

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 ★聞香用具もさることながら 香元の所作も誠に興味深い

 

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     ★銀葉鋏で銀葉を…

 

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      ★灰手前

 

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        ★香炉に銀葉がのり、この後いよいよ香木がその上に

 

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  ★右手を香炉の上にかざすようにして香炉をおおい、親指と人差し指で輪をつくり、鼻に近づけ‘聞く’

 

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           ★鼻から細く長く吸い込み 、顔を左右どちらかにそらし息を吐く             

 

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           ★結果発表!さてみなさまはいかがでしたか?

 

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    ★北側テーブルは御三方が正答!  残念ながら南側テーブルは御一人もおられませんでした…

 


 【都草事務所にて茶話会】

 

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 ★どうぞ皆様も 都草事務所におでかけくださいませね

 

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   ★気軽にお抹茶をいただきながらの歓談

 

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     ★もちろん お薄のおかわりOKです!

 

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 (事務局 小松香織)

 

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