活動内容

第21回都草歴史探訪会~哲学の道/非公開寺院を訪ねて~(10.6.19)

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泉屋博古館

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安楽寺

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法然院の案内を聞く

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法然院白砂檀

第21回都草歴史探訪会~哲学の道/非公開寺院を訪ねて~(10.6.19)

◆平成22年6月19日(土)     12時30分 泉屋博古館 集合 
◆曇天 参加者56名   案内 東部地区担当
◆コース 泉屋博古館~安楽寺~法然院~冷泉天皇桜本陵
 昨夜来の雨も上がり、梅雨の晴れ間をぬっての歴史探訪会は泉屋博古館からスタートしました。緑滴るような静かな庭園に包まれた館内には、15代住友吉左衛門友純が蒐集した中国古青銅器の数々が展示され、中国悠久の歴史が感じられます。
 哲学の道をたどり次に訪れた安楽寺では、建永の法難として伝わる浄土宗苦難の歴史と松虫、鈴虫姫の哀れな物語に耳を傾け、その後ご住職の六時礼賛の声明が本堂に響く間、裏山では鶯の声も聞こえてきました。
 法然院の茅葺のささやかな山門をくぐると一段低く境内が広がり、参道を挟む左右の白砂壇には四季折々の文様が描かれ、心洗われるすがすがしさが感じられます。阿弥陀如来の前床に25輪の生花が散華された本堂で、梶田管主から大乗仏教についての法話をお聞きしました。 法然、親鸞の「ひたすら南無阿弥陀仏を唱え阿弥陀仏の力(他力)によって、極楽へ往生する」と説く教えが大乗仏教であり、他の宗派の「自分自身の修行が大切とする」と説く教えが小乗仏教であると、私たちにも理解できました。
 その後、法然院境内に眠る谷崎潤一郎、福田平八郎、福井謙一、河上肇氏らの墓に詣で、冷泉天皇桜本陵まで足を伸ばしてこの日の歴史探訪会を終えました。
(記事と写真:林寛治副理事長)
(HP運営委員会 吉見)
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