活動内容

第12回都草美化活動~千本えんま堂(引接寺)~(10.4.9)

  

第12回都草美化活動~千本えんま堂(引接寺)~

◆日   時:4月9日(金) 午前10時集合

◆場   所:千本えんま堂

◆参加人数:19名(女性6名、男性13名)

 

 あらかじめ住職から指示のあった桜周りの庭の草取り、及び地蔵供養池のお地

蔵さん周りの草取りを行いました。約1時間程度をかけ30袋程度のごみの整理が

出来ました。

 終了後、戸田妙昭住職からお話をお聞きました。
 
1.      普賢象桜の話(庭の桜の前で)
普賢象桜には2種類ありえんまどう普賢象桜と二尊院普賢象桜があること、この桜は一ひら二ひらと散るのではなく花冠のままぽとりと落ち、さながら斬首される囚人の姿に似ているため、中世の所司代はこの花を獄舎の囚人に見せ仏心を起こさせたといわれております。
後小松天皇の薦めで当山を参詣した足利義満は境内に咲き誇ったこの桜に感服したそうです。
 
 本堂に移動し、閻魔法王をお参りしました。
 
2.      本尊 閻魔法王の話
平安時代はここは風葬地(蓮台野)の入口にあたり小野篁卿自ら閻魔法王の姿を建立しました。それがえんま堂の始まりです。現在のお像は長享2年(ちょうきょう)(1488年)仏師定勢によりつくられたものです。
右脇の司命尊が持っているのが閻魔帳です。人が生まれてから死ぬまで記録されているそうです。
 
3.      ゑんま堂狂言の話
ここは死んだ人をおくるためせりふがある。他のところは四足の動物や爬虫類をおくるためせりふが無い(納得する)
 

  4.      紫式部と小野篁の関係の話

紫式部は小野篁のおっかけであった。小野篁の関係しているところへはすべて立ち寄りそれで源氏物語を作った。
 
 以上のような面白いお話をいろいろ聞かせていただいて有意義な1日でした。
 
 寄稿:美化活動部部長 鹿田 晴彦
 
 
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写真:都草会員 池田 能久

(事務局 小松)

 

 

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