活動内容

明治維新150年記念連続講座を環境省と共催(2018.4.25~2018.12.28)

明治維新150年記念連続講座を環境省と共催(2018.4.25~2018.12.28)

 

平成30年4月から12月まで、環境省と都草が共催した明治維新150年記念連続講座が閑院宮邸跡で開かれ、都草の会員が講師を務めました。

 
 

歴史は人が作ります。しかし残る歴史は勝者の歴史です。名もなく消えた人達にも思いを語らせたい。幕末の志士たちは何が正義かを模索しながら刀を抜いていたかもしれません。自分たちが新しい世の中を作るんだという熱い思いを持って。

この度の講座は、徳川慶喜、長州藩士、薩摩藩、皇女和宮ら歴史に翻弄されながらも懸命に生きた人々に焦点を当て、その思いを語らせたく企画しました。

挨拶する廣瀬勇二京都御苑管理事務所長
挨拶する廣瀬勇二京都御苑管理事務所長
挨拶する小松香織理事長
挨拶する小松香織理事長

第1講 4月 林寛治 「大政奉還と王政復古」

第2講 5月 御所ツアー

第3講 6月 大谷芙美子 「公武合体策と皇女和宮」

第4講 7月 水本博 「猿ケ辻の変と八月十八日の政変」

第5講 8月 熊谷喜輝 「禁門の変はなぜ起こったのか」

第6講 9月 木村武仁氏(霊山歴史館 学芸課長)「幕末の京都」

第7講 10月 小松香織 「大学発祥の地 京都御苑」

第8講 11月 御苑ツアー

第9講 12月 田村光弘 「内裏の変遷と大内保存事業」

講演する林寛治会員(4月)
講演する林寛治会員(4月)
御所ツアーのガイド 左から植村多香子会員、田村光弘会員、大谷芙美子会員、西野嘉一会員、福井大作会員
御所ツアーのガイド 左から植村多賀子会員、田村光弘会員、大谷芙美子会員、西野嘉一会員、福井大作会員(5月)
講演する大谷芙美子会員(6月)   講演する水本博史会員(7月)
講演する大谷芙美子会員(6月)        講演する水本博会員(7月)
講演する熊谷会員(8月)   講演する小松香織会員(10月)
講演する熊谷喜輝会員(8月)        講演する小松香織会員(10月)
御苑ツアーガイド 左から宮川泰子会員、西野嘉一会員、田村光弘会員、福井大作会員、小松香織会員(11月)
御苑ツアーガイド 左から宮川泰子会員、西野嘉一会員、田村光弘会員、福井大作会員、小松香織会員(11月)
講演する田村光弘会員(12月)
講演する田村光弘会員(12月)

 各回とも定員が80人でしたが、2、3日で予約が満杯になる盛況でした。

ツアーでは、参加者を5組に分け、閑院宮から2時間ご案内しました。毎週日曜日に行っている京都御所・御苑ツアーとは違った情報を提供したい、との思いで様々な工夫をしました。例えば、西園寺公望が18歳の時笏を剣に持ち替え、西陰道鎮撫総督になり、蛤御門から出発した話など。

新しい情報に面白かったとの意見も頂きました。ただ楽しかったよ、と同じ時間を共有してくださった方からおっしゃって下さるのが、最高の褒め言葉です。

この機会を作ってくださった環境省の皆様、暑い日も寒い日も聞きに来てくださったお客様。感謝感謝の一言です。

(専務理事 田村光弘)

会場風景(閑院宮邸跡レクチャーホール)
会場風景(閑院宮邸跡レクチャーホール)

(広報部 須田信夫)
(写真 小松香織、熊谷喜輝、須田信夫)

 

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