活動内容

府庁旧本館における消防訓練に参加(16.1.29)

事務所より訓練風景
事務所より訓練風景

京都府庁旧本館における消防訓練に参加

 文化財防火運動の最終日の1月29日に重要文化財である京都府庁旧本館で消防訓練が行われました。

知事室を始め旧本館の案内をお受けしている都草としても、とても大切なことであり、坂本理事長以下4名が参加しました。

訓練は、ちょうど、都草事務所の真下に当たる「1階人事委員会事務所から火災が発生した」という想定で訓練が始まりました。

午前9時30分過ぎに非常ベルが鳴動し、しばらくして「旧本館の1階南側から火災が発生した」という館内放送が流れ、避難を開始して南側玄関前に集合するという訓練内容です。

平素、都草の事務所は1~2名が詰めているだけで、観桜祭のときでも3名程度で対応していますので、都草としては3名が来館者となり、1名が避難誘導者になって安全な経路を選択しながら避難するという訓練を行いました。

まず、ベルが鳴動したため、知事室や正庁にいる来館者に対し、事務所に集合していただき、状況が確認されるまで待機してもらいました。

次に、館内放送で1階南側から火災が発生したということが判明したため、正面の階段の使用を避け、西側の階段から屋外へ出て、南側の正面玄関前まで避難しました。

少ない人数で対応する場合、最優先しなければならないのは人命です。そのため、今回は消火活動はせず、避難のみを行ったしだいです。特に、私たちが詰めている知事室等から火災が発生した場合には、一人で出来ることは限られていますので、来館者と自身の安全を第一に考え避難を優先するとともに、非常ベルを押し、大声で「火事だー」と叫びことにより多くの関係者に知らせることが大切になります。

そして、避難の際には、金庫の中の貴重品も忘れずに持ち運ぶことも忘れないでください。

生憎の雨天であったことから、そのあと実施される予定であった消火器の放射訓練などの実技訓練は中止となりましたが、最後に正庁において、消防計画の話や自衛消防活動の重要性についての講演をいただき、11時30分に全てを終了しました。

本日、参加できなかった方も、万一火災が発生したときのことや、危険なことが起こった時にどのように行動すれば良いかシミュレートしておいて下さい。

                                        (報告 伊藤義雄会員)

火災発生
火災発生
はしご車の雄姿
はしご車の雄姿
消火訓練
消火訓練

(写真:小松香織会員・藤井久美子会員)
(広報部:熊谷喜輝)

 

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