活動内容

第19回都草歴史探訪会~松尾山麓に春を訪ねて~(10.4.10)

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浄住寺入口

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地蔵院 十六羅漢の庭

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月読神社 説明を聞く参加者

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松尾神社曲水の庭

第19回都草歴史探訪会~松尾山麓に春を訪ねて~(10.4.10)

◆日時:平成22年4月10日(土) 12時30分~ 曇天

◆集合場所:上桂・山田口交差点

◆案内:西部地区担当

◆参加者:41名

◆コース:上桂・山田口交差点~浄住寺~月読神社~松尾神社

 桜で混み合う嵐山を避けて、この日は松尾山麓に静かな春の風情を楽しみました。 阪急上桂駅から浄住寺への村落を抜ける道は、唐櫃越えと呼ばれ亀岡へ通じております。史書太平記にも記され、また明智光秀の一軍も本能寺攻めにここを通った由緒ある古道です。                       

浄住寺は、嵯峨天皇の勅願により慈覚大師円仁を開基とした天台宗の古刹でしたが、元禄年間に鉄牛道機によって黄檗宗に改宗されました。無住寺かと思われるような静かなたたずまいで、我々のほかにほとんど人影もなく、秋のころにはもう一度訪ねてみたい紅葉の美しいお寺です。                                  
竹の寺として親しまれている地蔵院では、住職から開基細川家の歴史や一休禅師の話、そして十六羅漢の庭についての説明をうけて入る間も、裏の竹やぶからは鶯の声が聞こえてきました。  
地蔵院から苔寺、鈴虫寺の横を通り、西芳寺川に沿って歩む桜並木は今や満開、風に散る花びらが水の上で重なり合い花筏となって流れて行きます。摂社月読神社を経て松尾大社へ到着。         
秦氏が大陸からの文化を伝え、その氏神として祀った松尾大社は、平安時代には王城鎮護の神として崇められ、中世以降は酒造の神としての信仰を集めています。権宮司の案内で流造の本殿、日本最古の神像が安置された宝物館、重森三玲作のモダンに石の配された松風苑三庭園を巡りこの日の歴史探訪会を終えました。                   

(林寛治副理事長寄稿)

(HP運営委員会 吉見)

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