活動内容

11月の都草美化活動~第21回 三宅八幡神社~(10.11.10)・~第22回 若宮八幡宮社~(10.11.23)

  

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        ★三宅八幡神社

第21回都草美化活動~三宅八幡神社~(10.11.10)

 
日  時:11月10日(水)午前10時集合
場  所:三宅八幡神社(京都市左京区上高野三宅町)
参加人員:20名(女性7名、男性13名)
 
 絵馬堂まわり及びその前と茶店の前、噴水の前の落葉の掃除と草取りを行いました。
落葉は神社側の指定の場所に集めました。神社の方で処分をしてもらいます。
1時間半の掃除の後、あったかいコーヒーの接待を受け、菅原武弘宮司(菅原道真の末裔)のお話を伺いました。
推古天皇の時代、遣隋使の小野妹子が途中の筑紫で病に倒れ、宇佐八幡宮で平癒を祈願すると、すぐに治ったことから帰京後に八幡大神を勧請したのが由来といわれる。
今の拝殿は明治2年に、本殿は明治20年に建造されたもの。
三宅八幡宮は通称で正しくは三宅八幡神社という。
三宅八幡神社は子供の夜泣き、疳の虫にご利益があるといわれ虫八幡、虫除け八幡とも称される。また、三宅八幡神社は鳩が神の使いとされ狛犬の代わりに鳩の像がある。
宮司の話によるとここの宝は絵馬だそうです。当神社には幕末(嘉永5年、1852年)から明治末期にかけて奉納された大絵馬が沢山あり、その中の133枚が平成13年4月に京都市有形民族文化財の指定を受けた。その中でも特筆すべきは「行列絵馬」といい、大勢の子供達が大人の人に連れられてここの神社にお参りしている様子が描かれている。驚くことに参詣者の名前が一人一人書かれていることです。また、人々の服装、髪容、履物、持物、子供の遊びなどが忠実に描かれており幕末から明治にかけての風俗を知るうえで貴重な絵馬です。
 また別のエピソードとして戦争中に300人乗っていた船が攻撃を受け3人しか生き残れなかった。そのうちの一人は三宅八幡神社におまいりしていたため助かったと信じ、引揚げてきた5日を記念して毎月5日にお参りしている人がおられるそうです。
                        (記事:美化活動部長 鹿田晴彦)
 

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        ★美化清掃後、菅原武弘宮司のお話に耳を傾ける会員 

 

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                ★鳩・はと・ハト…。本物は?

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  ★5年位前まではこちらの狛鳩にも足がありました…。(木の枝が落ちてきて壊れてしまったそうです)

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第22回都草美化活動~若宮八幡宮社~(10.11.23)
 
日  時:11月23日(火)午前10時集合
場  所:若宮八幡宮社(京都市東山区五条橋東五丁目)
参加人員:14名(女性1名、男性13名)
 
 本殿の周り及び境内の落葉の収集を行いました。45Lのごみ袋50袋、30Lのごみ袋50袋と多くの落葉を集めましたが、まだ全部は取りきれませんでした。今、江戸時代に作られた石橋の補修をしておられました。来年は庭の方も見学できそうです。
 終了後、お茶の接待を受け松井宮司と歓談しました。神社には神社本庁と神社本教、単立があることがわかりました。神社本教は若宮八幡宮社、地主神社、野宮神社、六孫王神社、乃木神社があり、伏見稲荷大社は単立だそうです。

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                  (記事と写真:美化活動部長 鹿田晴彦)

 

(事務局 小松香織)

 

 

 

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