10月の都草美化活動～第19回 今宮神社～(10.10.13)・～第20回 清凉寺～(10.10.27)
★今宮神社
第19回都草美化活動～今宮神社～（10.10.12）
日 時：10月13日（水）午前10時00分集合
場 所：今宮神社（京都市北区紫野今宮町）
参加人数：26名（女性11名、男性15名）
境内の落葉の掃除と草取りを行いました。30ℓのゴミ袋約40袋になりました。
1時間程度の掃除の後、佐々木宮司のお話を聞きました。
今宮神社は、平安時代以前から疫病の神として信仰され、都の疫病鎮護の紫野御霊会も行われていた神社です。正暦5年（994年）一条天皇により、船岡山に都の疫病鎮護のため紫野御霊会が行われたのが由来。長保3年5月（1001年）疫病流行の時に、現在の地に移され、3柱の祭神が勧請、新しい社殿が造営され「今宮社」と称される。
＜境内＞
本殿･拝殿：明治35年現在の社殿再建。
舞殿、阿呆賢さん（今はパワースポット）神門、東門、太鼓橋
＜摂社・末社＞
摂社 疫神社：長保3年本社が移ってきた以前からあったといわれる。
今宮の名前はこの古い疫神社に対して新しい宮を意味するといわれている。
末社 織姫神社：西陣織業者により織物の始祖とされる神さんが勧請して祀られている。
その他多数の末社がある。
＜祭事＞
やすらい祭。今宮祭。西陣の日の祭
＜その他＞
あぶり餅：今日は休みでした。
（記事：美化活動部長 鹿田晴彦）
★砂紋を描く？！
★佐々木宮司のお話を拝聴
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★清凉寺
第20回都草美化活動～清凉寺～（10.10.27）
日 時：10月27日（水）午前10時00分集合
場 所：清凉寺（京都市右京区嵯峨釈迦堂藤ノ木町）
参加人数：18名（女性5名、男性13名）
午前10時～1時間余り仁王門前の道路及び両側の松の木の周りの草取り、本堂に向う石畳の両側の草取りと落葉の整理を行った。ごみの処理はお寺の指示により所定の場所まで運んだ。終了後、お茶の接待を受けた後、清凉寺塔頭薬師寺の住職安藤靖高氏により寺内の案内をしていただいた。
本堂では木造釈迦如来立像を、我々のために扉を開けていただき拝見でき感激しました。
釈迦如来立像をつくり日本に持ってくるまでの道のりを描いている掛け軸の中に、昼間は僧が釈迦如来をおぶって運んでいるが、夜は釈迦如来が僧をおぶって運んでいた。大変面白く拝見した。次に今特別公開している霊宝館に行き国宝阿弥陀三尊坐像、重文文殊菩薩騎獅像、普賢菩薩騎象像、重文釈迦十大弟子像、重文四天王立像その他の宝物を見学した。
その後有志により薬師寺へ行き説明を受けた。
薬師寺の本尊は心経秘鍵薬師如来（弘法大師作、坐像18㎝乾漆仏）船上阿弥陀三尊像（恵心僧都作）生六道地蔵菩薩（小野篁作）小野篁は珍皇寺の井戸から冥府に行ったが帰りは福生寺の井戸から帰った。福生寺は清凉寺からおよそ東へ300ｍほど行ったところにあったが、今はなく薬師寺に吸収合併された。戦後福生寺跡から七つの井戸が発見された。六つの井戸は六道それぞれに通じており、後一つは六道を越えた仏の世界からの出口であろうといわれている。また、薬師寺では地蔵盆には生御膳と呼ばれるお供えをする。これは七種類の野菜を使用して帆掛け舟（かぼちゃの舟に湯葉の帆）のようにしたお供えのことである。御精霊様がお帰りになる乗り物と考えられている。終わったのは13時30分ごろでした。皆様お疲れ様でした。
（記事と写真：美化活動部長 鹿田晴彦）
（事務局 小松香織）
